概要
準備中
日付 歴史
国鉄以前の歴史は
村上心氏の
日本国有鉄道の車掌と車掌区』 をご覧下さい。
(S24)49.06.01. 日本国有鉄道
(S62)87.04.01. JR旅客鉄道
日付 更新履歴
2021.10.13. 車内片道乗車券追加  ABf-64b
2021.02.11. 車内片道乗車券作成
2012.10.21. 駅補追加  Va65Va66Va66j
2011.12.16. 車内急行券差替 Jb82d
2011.08.03. 車内特別急行券修正  P84ob85P86ob86P87bob87bP89ob89
車内特別急行券追加 P84
2011.02.26. 車内急行券追加 Ja82d
2010.12.30. 車内特別急行券修正 P78P78x
車内特別急行券追加 P78、P86、P89
2010.09.14. 特殊区間用特別補充券(駅名式)追加 Vc74b
2010.08.16. 車内特別急行券差替 N76
2010.04.11. 指定席券の券コードを変更してリニューアル
2010.03.04. 車内急行券追加 J57d
2009.12.06. たざわ号車内特急券追加 ob82ob82xob84
2009.11.23. グリーン券追加 R74
2009.07.28. B駅補追加 Vb66&
2009.03.25. リニューアル
2009.03.22. 車内急行券追加 J69e
2008.12.29. 車内急行券の券コードを変更してリニューアル
車内急行券追加 Ja81d
2008.12.21. 車内片道乗車券の記述を修正
2008.11.25. 車内座席指定券追加 S60
2008.10.24. 車内特別急行券追加 P78
2008.08.31. 車内特別急行券作成
2008.07.21. 特殊区間用特別補充券(駅名式)追加
2008.02.05. 車内急行券追加 J60b
2008.01.22. 車内上級変更券修正 Q62Q62b
車内上級変更券追加 Q62
2007.12.30. 特殊区間用特別補充券(駅名式)を作成してリニューアル
2007.06.10. 車内準急行券作成
2007.05.27. 車内特別車両券作成
2007.05.07. 車内座席指定券作成
2006.12.30. 車内上級変更券作成 Q62
2006.03.02. 車内急行券作成

秋田車掌区

券種 図版 解説
車内片道乗車券

船川線用の金額入鋏式のものと、矢島線用の駅名入鋏式のものの2種類が確認されています。駅補の設備に伴い廃止されたそうです(*B)。

【船川線用】1961年(昭和36年)年ころに、冊番号の活字が変更されたものと、1964年(昭和39年)に上飯島駅が開業したことに対応するものが確認されています。

【矢島線用】確認されているのは、1961年(昭和36年)年ころに、冊番号の活字が変更されたもののみです。

車内急行券 準 急 手持ちが1枚のみで、詳細不明です。
普 通 1960年(昭和35年)に字模様が淡紫青色になった券は、羽越本線、奥羽本線の駅は掲載されています。
 1966年(昭和41年)3月5日料金改定の券は、奥羽本線、東北本線、羽越本線、花輪線、田沢湖線の駅が掲載されています。
 1978年(昭和53年)10月1日料金改定の券は、花輪線、田沢湖線及び接続する東北本線の駅が消えています。A秋田車掌区とありますのでB券が存在したかも知れません。情報をお願い致します。近距離用のB券が設備されました(*B)。また、この券以降『乗務員発行』の表示が無くなりました。首都圏でも見られた現象で、エラーかと思われます。
 1980年(昭和55年)4月20日料金改定の券から、乗車駅が1行に3駅になりました。
 1982年(昭和57年)4月20日料金改定の後期券からA券とB券が統合されました。羽越本線が消えて、奥羽本線の駅がいくつか追加されました。
 これ以降、終期まで不明です。
特 別 準備中です。
車内上級変更券 1等車内上級変更券が確認されています。
車内特別車両券 特急・急行用グリーン券が確認されています。
車内座席指定券 下車駅を記入する様式で、ほとんど変化はありませんでした。
車内補充券 駅名式 1965年(昭和40年)頃に設備されたようですが、詳細は不明です。初期の券は山形車掌区同様、字模様が淡緑色です。車内補充券というくくりではなく、駅用の特別補充券と同じ考えなのでしょうか。秋田鉄道管理局で淡緑色の券が使われたのは、首都圏で淡紫青色の図補が使われていた時期だと思われます。特急・遠距離急行乗務用、急行乗務用、普通列車乗務用が存在しました。各券共通の変遷は次の通りです。
★地模様の色:淡緑色⇒(65.10.1)淡黄褐色
★券の幅:約65mm⇒(79.頃にコストダウンのために)75mmに統一
★領収額:1〜3,000⇒(66.頃?)5〜10,000⇒(70.頃?)10〜6,000又は10,000
★有効期間:当〜⇒(75.頃)2〜
★原券金額:(82.頃)入鋏欄追加
★掲載駅:次の券別の説明とこちらの図を参照
◆特急・遠距離急行乗務用◆
初期の券は、東北本線・奥羽本線経由の東京〜青森を中心にして、羽越本線、磐越西線、陸羽東線、花輪線に対応していました。
 1972年(昭和47年)頃の券は、上越線・羽越線経由の東京〜青森に対応していました。磐越西線、陸羽東線、花輪線が消えて田沢湖線が加わりました。
 1979年(昭和54年)頃に幅が80mmになった券は、掲載駅はあまり変わっていませんが、東北本線を左に集めるなど配列が変わりました。
 1982年(昭和57年)頃に原券金額の入鋏欄が追加されました。東北本線の駅が、また右下に分割されました。
 1985年(昭和60年)頃の券は、東北本線〜田沢湖線、東北本線〜奥羽本線、上越線〜羽越本線というルートになっています。1985年(昭和60年)3月14日に東北新幹線の上野〜大宮が開通して、首都圏⇔秋田は東北新幹線と田沢湖線を使うのが便利になったためと思われます。1991年(平成3年)頃に駅補が廃止されるまで、変更が無かったと思われますが、終期の券は所有していないので曖昧です。
◆急行乗務用◆
1966年(昭和41年)3月5日の料金改定に伴い、急行料金のキロ地帯が変更になった券では、東北本線経由の東京〜青森、奥羽本線経由の東京〜青森、陸羽東線〜陸羽西線、羽越本線、花輪線などが記載されています。
 1972年(昭和47年)9月1日に東京山手線と改称された後の券は、領収額の下にあった駅を左に移して駅は3列になりました。掲載駅に大きな変化は無く、陸羽西線が消えて田沢湖線の駅が増えました。
 1979年(昭和54年)頃に幅が80mmになった券は、東北線の駅が減り、釜石が入りました。
 1981年(昭和56年)頃の券は、花輪線が消えて釜石線、山田線が追加されました。
これ以降の券は所有していませんので不明です。情報をお寄せください。
◆普通列車乗務用◆
1970年(昭和45年)頃の券は、羽越本線、奥羽本線、男鹿線、矢島線、田沢湖線が掲載されています。
 1975年(昭和50年)頃の券は、奥羽本線を左列・中列・右列の上部に集めた。羽越本線は右下2列に移されたましたが、入鋏し難い位置になりました。
 1982年(昭和57年)頃に設備符号を表示するようになり、従来の券はC券、羽越本線用に新設した券はD券としました。D券では入鋏のし易さを考慮して、羽越本線を上部に移して掲載駅を増やしました。
 1985年(昭和60年)9月30日限りで矢島線が廃止(第三セクター:由利高原鉄道)されると、C券の矢島線のスペースに羽越本線を記載したB券を作りました。入鋏し易さを考慮してか、羽越本線の並び順を変えて、秋田に近い駅が比較的上に来るようにしました。
 特急用と同様に、終期は不明です。
 1989年3月10日限りで東能代駅乗務員が廃止されます、秋田車掌区が五能線を乗務する事になり、東能代駅乗務員用の駅補を受け継いでC券としました。掲載駅は五能線、男鹿線、奥羽本線、東北本線青森口です。