Update:20/10/14

柚子マーマレード
我が家で柚子がたくさん採れた年には、マーマレードを作ります。自作すると甘さやとろみを自分好みにできます。

 

材料…果汁1000gに対する量

  • 柚子の果汁
    1000g
  • 柚子の皮
    300g
  • 柚子の種(ペクチン抽出用)
    350g
  • 水(ペクチン抽出用)
    1000g
  • グラニュー糖
    1000g(少なめなのでジャムテスト時に追加が必要かも)

作り方

  1. 果実の総量を量り、果汁の量を推定する。
    (我が家の柚子は、実の10%前後の果汁が取れる。 市販のものは、もっと取れると思われる。)
  2. 推定した果汁の30%以上の量の皮を剥く。(表面だけでなく全体)
    全部剥いて、ピールなどの材料にしても良い。
    (我が家の柚子は手入れ不足で、きれいな皮があまり取れない。)
  3. 実を半分に切って、手で握って果汁をしぼる。(自然に絞れるだけ)
    ボウルにガーゼを敷いたざるを載せてしぼる。
    この時に取れた種を分けておく。
  4. 分量の皮を刻む。
  5. 刻んだ皮にひたひたに水を入れて、茹でこぼす。(沸騰後5分を3回)
  6. 圧力鍋に刻んだ皮、分量の種(木綿の袋に入れる)、分量の水を入れて加熱する。
  7. 湯気が上がったら、火を弱めて10分間加熱を続ける。
  8. 10分後に火を止めて、圧力鍋のロックピンが自然に下がるまで放置する。
  9. 種を入れた袋を取り出す。
    このときに、袋から自然に落ちたペクチン液のみ使う。
    袋を絞ってはいけない。
  10. 皮とペクチン液が入った圧力鍋に果汁を加えて、蓋をしないで 強火で加熱する。
  11. 沸騰してきたら、かきまぜながら丁寧にあくを取る。
  12. 分量のグラニュー糖を3回に分けて入れ、焦げないように絶えずかき混ぜながら、 強火で加熱を続ける。
  13. 泡に艶が出てきたら、火を止めてジャムテストをする。
  14. ゆるかったら再度加熱する。
    この時、甘さが足りなかったらグラニュー糖を追加する。
  15. 長期保存する場合には、加熱殺菌した瓶に詰めて、脱気をした後に加熱殺菌(25分間)をする。
     

補足

  • 果汁を絞りすぎて泡立つようだと、灰汁が増えてえぐ味が増します。
  • 圧力鍋は時間短縮のために使っていますが、ホーローや厚手のステンレスの鍋で大丈夫です。 薄手の鍋は焦げやすいのおすすめしません。また、アルミの鍋は酸に弱いので止めたほうが良いです。
  • ペクチン液を取る時に、絞ってしまうと苦味が増します。
  • 加熱時間が長いと香りが飛びますので、可能な限り強火が良いようです。
  • ジャムテスト…ネットに出ている方法は、適切かどうか判断しにくいので、我が家ではシーチキンなどの浅い空き缶にスプーン1杯くらいのジャムを垂らして、 冷凍庫で凍らない程度に冷やして味見(甘さ・とろみ)をしています。

参考サイト

  • 圧力鍋のロックピンは こちら をご覧ください。
  • 脱気と加熱殺菌の詳細は「ちゅうくうwebSHOP」のサイトの ジャム瓶の脱気について をご覧ください。