路線図
幅200pxの路線図
日付 歴史
(Syy)
YYYY.MM.DD.
歴史事項
日付 更新履歴
2024.02.21. 乗換券(駅図式−通常用)追加  VH-26L
  乗換券(駅図式−通常用)修正  VH-27a
2023.11.24. 乗換券(駅名式−予備用)追加 
VS-sp-18g
  乗換券(バス入り−予備用)追加 
VM-43j-sp
2023.09.10. 乗換券(地図式−午前用)追加  VM-31L-am
  乗換券(バス入り−午後用)追加  VM-43g-pm
2023.04.30. 乗換券(駅図式−予備用)追加  VH-29L-sp
  乗換券(地図式−午前用)追加  VM-32d-am
2023.01.22. 交通調査票追加  VM-50i-as
  交通調査票削除  VM-50e-as
  交通調査票訂正
VM-28e-asVM-29L-as
2023.01.21. 乗換券追加  VM-31L-pm
  乗換券のコード変更 
旧VM-31LVM-31Ly
2023.01.17. 交通調査票作成
2023.01.14. 作成
  • *京さ: さよなら京都市電
    昭和53年9月30日
    京都市交通局 総務課
    京都市交通局

京都市(路面電車)

券種 図版 解説
車内乗車券 片 道 準備中
往 復 準備中
その他 準備中
車内乗換券

1912年(明治45年)の市電開業時から1978年(昭和53年)の市電全廃時まで、車内乗換券(車内乗継券)が存在しました。様式は、「駅名式」、「駅名・地図併用式」、「地図式と」変遷しました。

【駅名式】当初は駅名(停留場名)の下に、「のりかへ」の欄があり、乗り換えるときにはここに入鋏したと思われます。その後、乗換回数が3回に制限されたようで、回数欄が追加されました。

【駅名・地図併用式】その後、路線が増えるに従って、目的地に行くにはどの系統に乗ればよいかわかりにくくなったと思われます。 1925年(大正14年)に「従来の使用券は停留場を羅列しただけのものであり、地理不案内の外来客の不便を察して、線路略図入りのものに改めた。」(*京さ)との理由により、 乗換停留場は表内に、行先は路線図内にある、「駅名・地図併称式」になりました。使い勝手が良かったのか、様式に大きな変化は無く、地図式に引き継がれました。

【地図式】さらに路線が増えると、停留場名の表では対応が不十分となり、1931年(昭和6年)頃に、地図式に変更されました。路線図の面積が増えて、停留場は乗換地点中心となり、スッキリした印象です。 この頃、市バスとの乗継制度ができましたが、券面からは市バスの存在はわかりません。
 1938年(昭和13年)頃から、バス路線が追加になりました。この頃、「乗客専務係員を設置」(*京さ)されたので、市バスに乗継ぐ乗客に対して、きめ細かい対応ができるようになったのかも知れません。
 しかし、1940年(昭和15年)頃に、バス路線は削除されてしまいました。運賃改定により、乗継は均一区間に限ることになったので、バス路線図は不要になったのかも知れません。
 戦局が厳しくなった、1945年(昭和20年)には、「一車一系乗切制」(*京さ)により、乗換券は一時姿を消しましたが、1947年(昭和22年)に「電車乗継券」となって、復活しました。  表示停留場はさらに乗換地点中心になり、路線図がさらに簡略化されました。基本的な様式に変化はなく、路線の廃止が目立ちました。

交通調査票

昭和のはじめころから、1960年(昭和35年)まで、確認されています。1929年(昭和4年)以降は文献に記載がありますが、それ以前は情報がありません。 調査の期日はわかっていても、その様式が該当するかどうか判断が難しいものが多いです。一応、図版のページに、判断した理由を記載しました。皆様からの情報をお待ちしております。

調査の目的により、必要な項目が変わりますので、乗換券のような一貫した様式の変化は少ないです。確認されているものは、路線図があることが共通しています。

調査をすれば、結果があるわけですが、残念ながら文献からは拾えませんでした。文献に出ていない、北野線の調査はその後の同線の廃止に繋がったと思われます。

路線図

ここに路線図

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