期日 更新履歴
2024.05.07. 回数券置換:S18年券
2024.02.28. 回数券追加:S52年券
2024.02.27. 回数券追加:S26年券
  回数券修正:S27年券
2024.02.23. 回数券作成
  車内補充券
2023.12.28. 片道50銭券追加
2023.12.24. 乗車券作成
  • *都50: 東京都交通局50年史
    昭和36年10月1日
    東京都交通局
  • *わ都: わが街 わが都電
    平成3年8月1日
    東京都交通局
  • *都80: 東京都交通局80年史
    平成4年3月31日
    東京都交通局
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東京都交通局

東京都 コメント 路面電車 回数券 トロリーバス

1943(S18).07.01.

都制施行(*都80)

東京市電気局⇒東京都交通局

市電から引き続きの様式ですが、右下が「東京市電気局」から「東京都交通局」に変わり、交通局のマークが加刷されています。マークは電気局のものと同じです。

使用期間は市電時代の昭和18年6月1日から昭和18年9月30日まででした。(*わ都)


【回数券】乗車券と乗換券と統一した様式のものです。券片は未所有のため、市電時代のものを参考に掲げました。






1944(S19).05.05.

運賃改定(*都80)
(戦時特例)

電車乗換制廃止
系統均一制

【回数券】乗車券や乗換券の統一様式を止めたときのもので、見慣れた様式になりました。「戦時特例」というだけあり、裏面には海軍の募集広告があります。

また、紙資源が不足しているためか、表紙の裏や裏表紙の裏が券片になっています。





1945(S20).12.01.

運賃改定(*都80)

金額だけの様式になりましたが、変更時期は不明です。

文献によると改定理由は次のとおりです。

戦争終結に伴い利用者の利便と他交通機関との均衡並びに都財政の安定を期するためあ、戦時特例を廃し、以下省略(*都80)


   

1946(S21).03.15.

運賃改定(*都80)



   

1947(S22).02.15.

運賃改定(*都80)

刷色は同じですがデザインが変更されています。

文献によると改定理由は次のとおりです。

物価騰貴による経営費の増嵩に対処すると共に他交通機関との料金の均衡を保ち、事業財政の安定を期するため改正する。(*都80)


   

1947(S22).06.19.

運賃改定(*都80)



   

1947(S22).09.01.

運賃改定(*都50*都80)

特区制定
今井橋〜東荒川



   

1948(S23).06.01.

運賃改定(*都50*都80)

政府が物価対策指示
75%運賃値上げ

【回数券】この時代インフレがひどく、紙不足だったためか券片のみだったと思われます。





1948(S23).08.01.

運賃改定(*都80)


1948(S23).12.

GHQが9原則を提案(*都80)

ドッジライン



   

1949(S24).06.01.

運賃改定(*都80)

進駐軍を意識したのか、英語が併記されています。路面電車はそのまま「street car」と直訳的で、「tram」ではありません。

文献によると改定理由は次のとおりです。

賃金ベースの引き上げに伴う経営費の増嵩に対処し、事業財政の安定を期するため。(*都80)

【乗車券】この時期は「特区」が存在しましたが、券の詳細は不明です。

【回数券】全体が券片になっていて、使い切ると何も残りません。以後、この全面が券片の様式が定着しました。

交通局のマークがうっすらと印刷されています。




1950(S25).04.01.

運賃改定(*都80)



   

1951(S26).12.25.

運賃改定(*都80)


1952(S27).04.28.

GHQ解体(*Wiki






1952(S27).05.20.

路線の開業(*都80)

無軌条電車(トロリーバス)

【回数券】トロリーバスも共通になりました。交通局のマークの透かしが入っています。

【トロリーバス】終戦後の交通混乱を解消するために、路面電車を増やしたいところでしたが建設費の負担が大きく限界だったようです。

バスという選択肢もありましたが、当時のガソリンの輸入事情により、良いとこどりのトロリーバスになりました。








1956(S31).02.01.

運賃改定(*都80)

これ以降確認されている券は、デザインは変わらず、運賃変更の度に刷色が変更されています。

【乗車券】特区がなくなり、代わりに「往復券」と「早朝割引券」が新設されました。

【回数券】バス、無軌条電車とは別になりました。券片に通し番号が無いのが気になります。





1961(S36).11.01.

運賃改定(*都80)

【乗車券】「往復券」が廃止されました。

【車内補充券】使用法が不明です。以下は推定ですが、旧運賃の回数券を持った乗客に対して発行したのではないでしょうか。

この例では、旧運賃13円の回数券を持って乗車してきた客に2円の車内補充券を発行して、新運賃の15円で乗車させるというものです。

【回数券】表紙が無い様式がありますが、使い分けは不明です。





該当せず

1967(S42).10.01.

運賃改定(*都80)


1967(S42).12.10.〜1972(S47).11.12.

撤去5ヶ年計画(*都80)

現荒川線のみ存続


1968(S43).09.29.限

路線の廃止(*都80)

無軌条電車(トロリーバス)

1967(S42).12.10.

撤去5ヶ年計画(第1次)(*都80)

都電9系統


1968(S43).02.25.

撤去5ヶ年計画(第2次)(*都80)

都電2系統


1968(S43).03.31.

撤去5ヶ年計画(第2次の2)(*都80)

都電2系統


1968(S43).09.29.

撤去5ヶ年計画(第3次)(*都80)

都電5系統


1969(S44).10.26.

撤去5ヶ年計画(第4次)(*都80)

都電7系統


1970(S45).03.27.

撤去5ヶ年計画(第4次の2)(*都80)

都電2系統


1971(S46).03.18.

撤去5ヶ年計画(第5次)(*都80)

都電5系統


1972(S47).11.12.

撤去5ヶ年計画(第6次)(*都80)

都電5系統

1967(S42).12.10.

撤去5ヶ年計画(第1次)(*都80)

トロリーバス1系統


 

 


1968(S43).03.31.

撤去5ヶ年計画(第2次の2)(*都80)

トロリーバス3系統


1968(S43).09.29.

撤去5ヶ年計画(第3次)(*都80)

トロリーバス1系統

【路面電車】「特別割引券」が新設されました。

【トロリーバス】自動車の増加に伴う交通渋滞によりスピードが低下し、順次廃止されました。最後まで残った今井〜上野公園が廃止されました。








1973(S48).01.15.

運賃改定(*都80)

【乗車券】「特別割引券」が廃止され、「小人券」が新設されました。




1974(S49).10.01.

運賃改定(*都80)






1977(S52).05.06.

運賃改定(*都80)


1978(S53).03.31.限り

車掌全廃(*都80)

翌日から全車両ワンマン化

割引片道運賃と割引往復運賃が新設されましたが、券の詳細は不明です。




11枚/16枚/32枚