路線図
路線図は下の図の中程をクリックしてください。
日付 歴史
(M25)
1882.06.25.
開業(*私史)
東京馬車鉄道
(M30)
1897.08.28.
開業(*私史)
品川馬車鉄道
(M32)
1899.07.   
合併(*私史)
東京馬車鉄道+品川馬車鉄道⇒東京馬車鉄道
(M33)
1900.10.30.
改称(*私史)
品川馬車鉄道⇒東京電車鉄道
(M39)
1906.09.11.
合併(*私史)
東京電車鉄道⇒東京鉄道
(M44)
1911.08.01.
譲渡(*私史)
東京鉄道⇒東京市電気局
(S13)
1938年度
受託(*私史)
東京急行電鉄
(S18)
1942.02.01.
譲受(*私史)
東京地下鉄道(旧城東電気軌道)
王子電気軌道
(S17)
1942年度
受託(*私史)
西武鉄道
(S18)
1943.07.01.
都制施行(*私史)
東京市電気局⇒東京都電気局
(S23)
1948.03.10.
譲受(*私史)
東京急行電鉄
(S26)
1951.04.05.
譲受(*私史)
西武鉄道
(S42)
1967.12.10.
撤去5ヶ年計画(第1次の1)(*都60)
都電9系統など廃止
(S43)
1968.02.25.
撤去5ヶ年計画(第1次の2)(*都60)
都電2系統廃止
(S43)
1968.03.31.
撤去5ヶ年計画(第1次の3)(*都60)
トロリーバスなど廃止
(S43)
1968.09.29.
撤去5ヶ年計画(第2次の1)(*都60)
都電5系統など廃止
(S44)
1969.03.26.
撤去5ヶ年計画(第2次の2)(*都60)
都電廃止
(S44)
1969.10.26.
撤去5ヶ年計画(第3次)(*都60)
都電7系統廃止
(S46)
1971.03.18.
撤去5ヶ年計画(第4次)(*都60)
都電5系統廃止
日付 更新履歴
2024.05.07. 東京市の乗換券(バス相互連絡用)追加
VB-40b
2024.05.07. 東京都(路面電車など)回数券置換
昭和18年券
2024.04.08. 定期券(年別様式)追加 
昭和35年用
2024.04.04. 東京都(路面電車など)の定期券作成
2024.02.28. 東京都(路面電車など)回数券追加
昭和52年券
2024.02.27. 東京都(路面電車など)回数券追加
昭和26年券
  東京都(路面電車など)回数券修正
昭和27年券
2024.02.23. 東京都(路面電車など)の回数券作成
  東京都(路面電車)の車内補充券作成
2024.01.14. 東京市の乗換券(バス相互連絡用)作成
2024.01.11. 東京都の乗換券作成
2023.12.24. 都電の50銭券追加
2023.12.26. 東京市の乗換券の裏面
震災記念標語 追加
2023.12.24. 東京都(路面電車など)の乗車券作成
2023.12.18. 東京市の乗換券(地図式−出張所番号)
発券確認期日追加
2023.12.06. 東京市の乗換券(地図式−出張所番号)
図版を見直しコメントと色一覧を追加してリニューアル
2023.12.03. 東京市の乗換券追加  VS-13kVS-15e
  東京市の乗換券(駅名式) 
コメントを追加してリニューアル
2023.11.25. 東京鉄道の乗換券追加  VS-10e-am
  東京鉄道の乗換券
(コード・記事など)訂正:
VS-11d-am⇒VS-10x-am
2023.09.02. 東京市の乗換券
(地図式−出張所名)作成
2023.03.01. 東京市の乗換券
(地図式−出張所番号)作成
2023.02.26. 東京市の路線図(1944)作成
2023.02.22. 路線図のページを作成
  東京市の路線図(1929)作成
2023.02.13. 東京市の路線図作成
(駅名式乗換切符のページ)
2023.02.11. 東京鉄道の路線図作成
(駅名式乗換切符のページ)
2023.02.08. 東京電車鉄道・東京電気鉄道路線図作成
(駅名式乗換切符のページ)
2023.01.12. 東京鉄道乗換切符追加  VS-11L
2022.10.25. 東京鉄道乗換切符追加 
VS-08d-amVS-09x-am
  東京鉄道の開設を書き換え
2024.05.05. 東京市電気局の乗換切符作成
2024.04.25. 東京鉄道の乗換切符作成
  • *都60: 都電 60年の生涯
    昭和46年12月10日
    東京都交通局
  • *私史: 私鉄史ハンドブック
    1995年12月1日
    和久田康雄
    株式会社電気車研究会

東京馬車鉄道

車内券などの情報がありません。

東京電車鉄道

車内券などの情報がありません。

東京鉄道

券種 図版 解説
乗換切符 駅名式

【総論】 1906年(明治39年)に東京電車鉄道、東京市街鉄道及び東京電気鉄道が合併してできた、東京鉄道の乗換切符は駅名式のものが存在しました。

最後の様式まで、停留所と発券期日が天地逆になっていますが、小型の鋏で券を回しながら入鋏したと思われます。

日付の書式が何度も変更されていますが、停留所を上辺と右辺または左辺に配置して、空いたところに日付を入れているように思います。

数種類の鋏こんが確認されていますが、使い分けは不明です。

【初期券】最初と思われる様式は、表面に停留所と時間が記載され、裏面の注意事項は3項目で、路線が少ないためか乗換場所が列記されています。

【確認済み発券期日:明治41年4月2日〜同年5月7日】表面に発券期日が縦書きで記載されるようになりました。裏面の注意事項は不正乗車時の増運賃の説明が追加され、4項目になっています。

【確認済み発券期日:明治41年10月1日】日付が縦書きのまま90°回転させています。
裏面の注意事項は不要になった切符の返還を求める項目が追加されました。第3項と第4項は順序を入れ替え、第3項は表現を変えました。

【確認済み発券期日:明治43年11月8日〜明治44年6月11日】表面の様式は、停留所が増えたため右辺に追加されました。また、発券期日が横書きになり、乗換時間と位置が入れ替わりました。 裏面の注意事項に変更はありません。
裏面のメモ書きから、東京鉄道の最後の様式と思われます。

東京市電気局

券種 図版 解説
車内補充券 番 号 準備中
乗換乗車券 駅名式

未所有のものが多いため、不明な点が多く推定の部分があります。情報をお寄せいただけると助かります。

【初期券】ほぼ、東京鉄道の書式を踏襲しています。掲載停留所が増えるのに伴い、右辺にあった停留所は下底に移り、3行になりました。

【大正初期】初期券には元号が記載されていませんでしたが、発券期日に大正と表記されるようになりました。 停留所の変化のみでしたが、発券期日が縦書きで、停留所が4行のものが存在するようですが、使用期間は短かったようです。

【発券期日:算用数字券】1914年(大正3年)頃のようですが、日付が算用数字に変わり、項目の配置が変更になったようです。 配置は次のとおりです。発券期日(下底左)、時刻(下底右寄りに1行)、停留所(3行)

【系統番号表示券】1916年(大正5年)頃のようですが、系統番号(出張所番号)が左辺に表示されるようになりました。 同年7月には規則改定があったようで、券の名称が「乗換切符」から「乗換乗車券」に変わったり、「通学回数券」が新設されたりしました。この様式では系統番号が右辺に移っています。 左辺では入鋏しにくかったのではないでしょうか。

【発券期日:1行券】駅名式の最後の様式と思われます。時代が新しいため、よく見かけますが、停留所の変更時期(発券期日から判断)と路線の開業などの時期がずれています。 理由は不明ですが、停留所の変更の先行実施か、参考文献の誤りか判断できません。

番 号

1020年(大正9年)3月21日から地図式に切り替わりました。路線が拡大し、駅名式では対応しにくくなったからだと思われます。 各出張所の乗務区間が太線になっていて、左上に出張所番号が表示されました。当初は出張所別に11種類が存在しました。その後、増えて13種類になりました。 だんだんと路線が増えていき、運転系統番号と出張所番号が一致しなくなり、1929年(昭和4年)6月に番号の代わりに、出張所名(後の営業所名)が表示されました。

【初期券】モノクロの片面印刷の券でした。日付は控えめで目立ちませんでした。

【日付加刷券】1921年(大正10年)12月?頃から、日付を大きく加刷するようになり、とても目立つようになりました。日付の色は複数確認されています。 この様式の終わり頃は裏面に広告を印刷するようになりました。1923年(大正12年)9月の関東大震災では印刷工場が被災して、半年くらい印刷を外注していました。 外注期間の乗換券は未所有ですので、興味があるところです。

【日付裏面券】前様式では3回印刷する必要があったためか、日付を裏面に移し広告の一部となりました。日付は目立ちませんが、コストとのバランスを考えたのかもしれません。

【出張所色分券】カラー化が進み、1925年(大正14年)9月頃から、出張所ごとの刷色になりました。インク代はかかりますが、工程は2工程で変わりません。見た目が華やかになりました。

名 称

1029年(昭和4年)6月1日から色分けが無くなり出張所名が表示されるようになりました。

【初期券】刷色以外に大きな様式の変更はありませんでした。

【小型券】1931年(昭和6年)5〜6月頃から、サイズを縮小しましたが、それ以外の様式に変化はありませんでした。

【バス連絡−初期券】1933年(昭和8年)12月21日から電車とバスの相互連絡制が導入されました。バス路線が入り複雑になったためか、サイズが大きくなりました。 最初の様式は発券期日が「年月日」で大きな文字で加刷されています。電車の路線や停留場は黒色、バスの路線や停留場は朱色でした。 1937年(昭和12年)頃になると、バス路線や停留場も黒印刷になりました。

【バス連絡−小型券】1941年(昭和16年)頃から再度小型券になりました。

【乗車券・乗換券一本化券】1943年(昭和18年)6月1日から乗車券と一本化され、乗り換える乗客にも1枚の券で済むようになりました。

東京都交通局

券種 図版 解説
乗車券

都制施行直後は地図式でしたが、戦後は金額式に変更された模様です。終戦直後の券は未見のため変更時期は不明です。

昭和30年頃からデザインが統一され、運賃改定ごとに刷色が変えられています。

車内補充券 金額式

準備中です。

乗換乗車券 各 種

様式が目まぐるしく変化しました。乗換券から乗継券、さらに乗換券は地図式から変則地図式に、乗継券は名称が不明ですが「系統式」とでも言うのでしょうか。

定期券

有効期限をわかりやすくする工夫がなされています。種類は赤色の加刷、年は月の字体、月は月の刷色で区別されています。

歴史